先月4日から5日にかけて、三田キャンパスにて、「講義入門2019」が開催された。
本イベントでは、高校生・受験生を対象に、大学で行われている授業の体験として、90分間の講義が行われた。

講義は事前申し込み制で、2日間を通して一人2講義まで申し込むことができた。講義が行われたのは文学部、経済学部、法学部(法律学科・政治学科)、商学部、医学部、理工学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部、薬学部の10学部11学科。講義は各学部の教員によって行われ、2日間で約7400名(延べ)の高校生が受講した。

5日に行われた商学部の高田英亮准教授の授業では「ビッグデータとマーケティング戦略」を扱い、教室ではノートを取る高校生の姿も見られた。高校生になじみのない「ビッグデータ」について、実際に実用している企業であるAmazon.comを例に、わかりやすく解説された。

講義以外にも、学生によるトークセッションや、保護者向けの説明会等が行われた。また、メディアセンター(図書館)や、改修工事を終えた図書館旧館、三田演説館も特別に公開された。
猛暑の中、キャンパスには多くの高校生やその保護者らが訪れ、にぎわいを見せた。