第81回関東大学サッカーリーグ戦は第15節まで終了した。前節まで首位であった塾ソッカー部は10月3日の東農大戦に引き分けて勝ち点1を追加したが、2位の尚美大が勝利し2位に後退した。今後、上位チームの直接対決で昇格争いが過熱することが予想される。
日体大戦
▼9月29日 ○
【慶大3―0日体大】
前半は日体大の激しいゾーンプレスに攻撃のチャンスが作れず、我慢のサッカーを強いられる慶大。危険な場面も多くあったが、ディフェンス陣の活躍で何とか前半を無失点で抑える。
「サイドに散らせと指示しました」という李監督の言葉通り、後半はグラウンドを広く使ってのプレーがさえ、15分には左サイドをドリブル突破した武田(政4)のクロスに中川(総2)が合わせて決勝点。そのままの流れを保って3連勝を飾った。
なお、今回の試合では相手のラフプレーが目立ち、後半42分には飯高(環3)が負傷交代する事態に。1部突破が徐々に見えてきている今、怪我に遭わず、コンディションを維持することも昇格へのポイントになりそうだ。
東農大戦
▼10月3日 △
【慶大0―0東農大】
この試合でも、慶大はいつものように安定したディフェンスからサイドに散らしての攻撃を実践し、形としても悪くなかったが、東農大独特のドリブルを駆使した高い個人技を前に攻撃に転じることが出来ず、逆にピンチの場面が目立った。しかし、冨田(環4)を中心とする安定した守備で得点を許さない。
後半には試合の主導権を握り、20分頃に波状攻撃を仕掛ける場面もあったが、得点には至らず、結果引き分けに終わり、リーグ戦首位から転落した。
「(東農大の)個人のレベルが高く、苦戦した。1対1のトレーニングで対応していきたい。勝負はこれから」と、李監督は溜息を吐きながらも前向きなコメントを残した。
▼今後の予定
10月28日 国武大 国武大グラウンド
11月2日 専修大 駒沢第二
11月10日 神大 綾瀬
11月18日 拓大 慶大グラウンド
11月24日 尚美大 駒沢陸上