日吉駅からおよそ15分。急行電車に乗って辿り着いたのは、都会の喧騒と豊かな自然が混在する街・中目黒。オシャレな街というイメージの強い中目黒だが、実際華やかで個性的な雑貨屋やカフェが多く立ち並んでいる。
今回私たちは、日々の学生生活を彩る素敵な体験を求め、オシャレで個性豊かな二軒のお店に足を運んだ。
green bean to bar CHOCOLATE 中目黒店
最近「あそこにカフェオープンしたよ!」だとか、「おしゃれなカフェに行きたいな」という言葉をよく耳にする。女子高生や女子大生だけでなく、すべての世代で一大ブームとなっている「カフェ巡り」。その「カフェ巡り」にオススメな店として、今回我々が取材したのは中目黒駅から徒歩10分のところにあるチョコレート専門店、「green bean to bar CHOCOLATE」だ。
まず目を引くのが、お店の前を流れる目黒川にも負けない外観のおしゃれさである。そしてお店の中に入るととても広く落ち着いた雰囲気で、チョコレートを作っている作業場がガラス張りとなっており、カカオ豆がチョコレートとなるまでの工程が見られるようになっていた。これには「五感で感じられるチョコレート作り」というコンセプトが関わっており、さらに月に1度のワークショップではお客様自身がチョコレート作りを実際に体験できるという。
また、豆から全14工程を経て繊細に作っているため、口どけや手作り感にこだわっているという。カカオ豆の原産地だけでもペルーやベトナム、タンザニアまで様々な国があり、豆の産地によってチョコレート一つ一つの風味が全く異なり驚いた。
細やかなこだわりは豆の選別だけでなく、パッケージにも及ぶ。こだわり抜かれたチョコレートは1枚1枚美しい和紙で包まれており、プレゼントにもぴったりな見た目になっている。
細やかなこだわりは豆の選別だけでなく、パッケージにも及ぶ。こだわり抜かれたチョコレートは1枚1枚美しい和紙で包まれており、プレゼントにもぴったりな見た目になっている。
これから夏に向けてパフェが登場したり、柑橘系フルーツを使用したさっぱりとしたチョコレートは年間シリーズで登場。新しいチョコレートタブレットも増えていくとのことでますます目が離せない。
最後にみんな大好きインスタ映えについてだ。おしゃれな外観や内装に加え、商品も非常にかわいらしかった。1番のおすすめはエクレアで奇抜な見た目のみならず、濃厚なチョコクリームの美味しさにも心が躍った。
こだわりぬいたカカオ豆からなる絶品チョコレートと、五感で楽しめるチョコレートづくりを体感しにぜひgreen bean to bar CHOCOLATE中目黒店へ足を運んではいかがだろうか。
TRAVELER’S FACTORY NAKAMEGURO
次に訪れたのは、中目黒駅から徒歩数分、「トラベラーズノート」の聖地とされるトラベラーズファクトリー中目黒だ。
トラベラーズファクトリーは、「トラベラーズノート」を中心にノートを自分らしくカスタムするアイテムや、旅をより一層楽しくする文具、世界中からセレクトした雑貨を取り揃えているお店だ。お店に入ると、そこはこれから旅に向けて準備する人が集い、より一層旅を輝かしいものにするためのアイテムがそろう、「オシャレな基地」という印象。目を引く文具や雑貨がそろうが、やはり1番はこのお店の大目玉でもある「トラベラーズノート」であろう。
「トラベラーズノート」とは、使い込むほどに味と風味が出る牛革素材のカバーと、書きやすさにこだわったオリジナルのノートリフィルを自分好みにあわせてカスタマイズする、この世にたったひとつのノートのことだ。そして、ノートに旅の感想を書くのも良し、自分で絵を描くのも良し、撮った写真を貼るのも良し、旅の思い出のスタンプを押すのも良し、使い方は幾万通りもあり、自分色に染めることが出来る。時間がたくさんあり、旅行をすることが増えるだろう大学生には、ぴったりであること間違いなしだ。しかし、このノートは旅限定のものではない。「旅するように毎日をすごす」をコンセプトにしているので、日々を楽しくさせ、クリエイティブに過ごしてほしいという願いもあり、普段の生活でも持ち歩く事も出来る一品だ。
1階は、このように「トラベラーズノート」を中心に、それをカスタマイズするアイテムが充実している。そして、「トラベラーズファクトリー」には2階にもスペースがあり、2階はノート片手にくつろげるカフェスペースになっている。このスペースでは、1階で販売しているオリジナルのコーヒーを飲みながらノートを書いたり、カスタマイズしたり、国内外のトラベラーズファクトリーファン同士の意見交換の場にもなっている。また、月に1度ぐらいのペースでイベントやワークショップを開催している。このスペースで、1階で買った真っ白のノートを、自分色に変えていくのは有意義な時間になるのではないだろうか。そして空きコマにこの場所を使い、人生という旅について考える機会にしてほしい。