4月28日に行われた関東大学バスケットボール選手権第一回戦対埼玉大戦。
山﨑(総4)、髙田(環4)、工藤(政4)、甲谷(環3)、人見(法2)を先発に並べた慶大。序盤に埼玉大に攻められ一挙に7点を奪われたが、本来の勢いを取り戻した慶大は山﨑を中心に攻撃を仕掛け逆転に成功。第1Qを21―15で終える。
第2Qは互いに点を取り合う展開となる。しかし、途中出場の岩片(環3)がリバウンドを取り、シュートを決めるなど埼玉大を寄せ付けない。その後、昨年度からの主力の山﨑、髙田、今年度活躍している工藤がそろって点を決め、41―32と少し差を広げ前半を終えた。
2桁の差をつけて迎えた第3Qは、高田の先制からスタートする。勢いに乗った慶大は、その後も髙田や山﨑らが点を積み上げ、リードを広げる。ディフェンスでも粘りを見せ埼玉大の得点を阻止する慶大。途中、相手にフリースローの機会を何度か与えたものの差は縮まることなく、第3Q終了時点で62―45まで広がっていた。
第4Qに入っても、慶大の猛攻撃は続く。埼玉大に先制されたものの、岩片らが3回連続でシュートを決める。その後も人見による3Pシュートを含めて13得点を連続で決め、相手チームに得点の機会を全く与えないプレーで圧巻し、慶大は一層勢いを増した。
後半になっても得点を決め続け、最後は、終了と同時にシュートを決めるブザービーターで泉(経4)が得点。一試合を通して流れをつかみ続けた慶大は、89―58と31点差をつけて快勝した。
勝利した慶大は、昨年度インカレ優勝校である東海大との対戦に進む。
30日に行われた対東海大戦では、序盤から攻め込まれ、瞬く間に8点を奪われてしまった。慶大は反撃を試みるも、11―20と9点差のまま第1Qを終えた。
第2Qも慶大は積極的に攻めたが、東海大のディフェンスは堅く、31―38で前半戦を終了する。
後半戦では山﨑や髙田が中心となり果敢なオフェンスを見せ、徐々に点差を縮めていったものの、79―90で敗北した。
早慶戦がいよいよ今月に控えている。3年ぶりの勝利をつかんでほしい。
(陣内望)