14日、浅草隅田川にて第88回早慶レガッタが行われた。
歴史あるボートレースは、早大の3連覇に終わった。

 

メインのレースは「女子対校エイト」「第二エイト」「華の対校エイト」の3つ。
「エイト」という種目は、8人の漕ぎ手と1人の舵取り役で進められる。隅田川桜橋のゴールに向かって、3750メートル(女子エイトは1000メートル)のコースでスピードを競う。

午前11時に始まった女子対校エイトでは、女子選手が力強い漕艇をするも早大に敗北。悔しい結果となった。

続いて行われた「第二エイト」では、約20秒もの大差をつけ慶大が4年ぶりに勝利。早大の3種目完全優勝を阻止した。勝敗は両校のエースが揃う最終レース、華の対校エイトにかかる展開となった。

午後2時半、熱い声援が飛び交う中最終レースがスタート。慶大は序盤でリードを許したが、レース中盤、追い上げを見せる。ゴール手前まで接戦を繰り広げるも、わずか1秒37差で慶大は敗北。桜の舞う隅田川で涙を呑む結果となった。

(松尾美那実)