SFC研究所は先月22日、23日に東京ミッドタウン(東京都港区赤坂)で研究発表イベント「SFC Open Research Forum(ORF) 2018」を開催した。研究成果を社会に還元し、産官学連携にさらなる発展をもたらすためだ。
今年のテーマは「After the Next Societies 次の(次の)社会」。研究者たちの思い描いている「次の(次の)社会」を広く提示する場にしようという意味がこめられている。
研究会では学生が主体的に研究テーマを定めるため、展示には今年の関心が表れている。近年話題のIoT技術や3Dプリンターの活用技術などが多くみられた。
松川昌平研究室では学生が大学を作るプロジェクト「Student Build Campus(SBC)」の模型を展示していた。このプロジェクトは数年前から建築系研究室合同で行われており、完成させない、試行錯誤し続けることを理念としている。今年度はこれまでのドーム設計を改良し、グループワークのためのスペースや、学生の宿泊設備を設けた。
また、セッションも催され、活発なディスカッションや質疑応答が行われた。