青学大戦 △0-0
第16節、2連敗中の慶大は6位の青学大と対戦。0―0のスコアレスドローに終わった。
前半、慶大は序盤から主導権を握る展開となる。しかし、ゴールに迫る場面が続くも青学大の守備を崩せず0―0で前半を折り返す。
後半も攻めるがなかなか決めきれない。60分、江本(総3)がシュートを放つもクロスバーに弾かれる。両チームとも好守を見せ、ゴールを譲らない。0―0のまま試合終了となった。
関学大戦 ○2-1
第17節は関学大と対戦。立ち上がりから押し込まれる展開となったが、コンパクトに組織的な守備を敷いて、前半をドローで折り返す。試合が動いたのは59分、クロスから押し込まれて先制される。しかし62分、相手GKの取りこぼしを橋本(総1)が落ち着いて決め、76分には途中出場のピーダーセン(経3)が混戦の中放ったシュートが決まり、逆転した。相手の怒涛の攻撃に耐え、勝ち点3を手にした。
東農大戦 △0-0
第18節は、リーグ最下位の東農大と対戦した。
なんとか勝ち点3を手にしたい慶大。しかし前半はシュート1本にとどまり、東農大のブロックを突破することに想像以上に苦戦した。後半になると徐々に東農大の運動量が落ち、慶大が試合の主導権を握り始めた。そして残り15分でシュートを5本近く打つ展開に。しかし、そんな慶大の猛攻もむなしく最後まで得点は生まれず、0―0のスコアレスドローで試合を終えた。
日体大戦 ○5-1
第19節は、日体大と対戦した。慶大は28分、山田盛(総3)からのパスに江本が合わせ、先制点を決めた。40分にはCKに八田(総3)が頭で合わせて2点目を奪い、前半を2―0で折り返す。後半開始早々またもや八田のクロスに江本が合わせて3点目。81分にはピーダーセンがクロスを上げ、山田盛がヘディングを決める。さらにはカウンターで数的優位を作り余裕の5点目。5―1の快勝となった。
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日体大戦の勝利で、慶大は二部リーグ残留が決定した。一部リーグ昇格は頓挫したが、残り3節の集大成となる試合で、4年生が後輩たちに託す想いを、プレーでみせてくれるだろう。
(仮屋利彩)
(注)この記事の情報は2018年11月14日現在のものです。