11月25日(日)13時から、南校舎5階の南校舎にて、『テレビ東京に学ぶ!逆境のクリエイティブ論』というトークイベントが開催される。主催は慶大のメディア・コミュニケーション研究所で、テレビ東京のプロデューサー3人が登壇、トークを繰り広げるという。
メディア・コミュニケーション研究所(メディアコム)とは、マス・コミュニケーションの研究と教育を目的として設立された機関で、メディアに関する多くの授業やゼミを開講している。1946年にスタートした新聞研究室を母体としており、大手マスメディアへ就職した慶大生の多くが、メディアコムで学びを深めてきたことでも知られる。
登壇する3人のプロデューサーのうち、1人目は佐久間宣行氏。『ゴッドタン』や『青春高校3年C組』など、様々なバラエティ番組の制作に携わった敏腕プロデューサーである。2人目は濱谷晃一氏。『バイプレイヤーズ』など、テレビ東京制作の数々のドラマの制作を手かげている。そして3人目は『家、ついて行ってイイですか?』『吉木りさに怒られたい』などの名バラエティ番組を世に送り出した高橋弘樹氏だ。この3人が、バラエティ番組の制作や企画の発想術について、90分間語り尽くすという。
このイベントの見どころとして、講演会担当者は「一方向的な講演会ではなく、事前に一般の方に募集した企画の中から優れたものを、三方に直接評価してもらう。それだけではなく、今まで明かされることのなかった『名番組の企画書』が一般公開されるので、ぜひ見逃さないでほしい」と語った。
将来、テレビ番組を制作したいと考えている学生にとってはもちろん、クリエイティブな番組を発信し続けるテレビ東京が好きなすべての人にとって、おすすめできるイベントとなっている。ぜひ足を運んでほしい。