![[ラグビー]関東大学対抗戦 勝負の後半戦へ向け上々の連覇](https://www.jukushin.com/wp-content/uploads/2018/10/215ace6f620d3136881045b5f8a2d9be-1.jpg)
相手を振り切りトライを決めた原田(総1)
先月15日より関東大学対抗戦Aグループの慶大の試合が始まった。ここまで3試合を終え、帝京大、明大、早大と並び3戦全勝の慶大。古田主将(医4)を中心に、強豪との連戦を控え上々の仕上がりだ。
筑波大戦 ○35-24 辛くも勝利
先月30日、筑波大との試合が行われた。
相手のキックオフから始まった試合開始直後、キックをチャージされ、慶大は先制点を許してしまう。しかし、川合(総3)のトライと、続く古田のコンバージョンキックで筑波大に追いつく。23分には川合がこの日2度目のトライを決め、28―7で前半を終える。流れを引き寄せたかに見えた慶大だったが、後半は思うように点が伸びない。結果として相手のコンバージョンキックがノーサイドとなり、35―24で逃げ切り勝利となった。
成蹊大戦 ○68-14 終始相手を圧倒
今月7日に行われた成蹊大戦は、慶大が10トライを奪い圧倒した。
前半は慶大のペースで試合が進み、前半21分には山中(商4)が3トライ目を奪う。前半31分に相手の好プレーから1トライを奪われるも、28―7と大差で折り返す。
後半は、川合、沖(総2)が鮮やかに抜け出しトライを奪うなど計6トライを奪取し、成蹊大を圧倒。後半40分には、丹治(政4)がダメ押しのトライを決め試合終了。古田が確実にゴールキックを決め、68―14で圧勝した。
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ここまで3試合を終えて慶大は3戦全勝。明大、早大、帝京大と並んでいる。古田や川合を中心に得点を重ね、相手を圧倒する展開が続く。しかしここから、強豪校との連戦だ。タフなゲームを勝ちきれるかどうか。古田のキャプテンシーにも注目だ。
(鈴木里実)