先月16日、芝共立キャンパス記念講堂で慶應義塾大学薬学部・大学院薬学研究科開設10周年記念式典が開かれた。

式典では薬学部長の金澤秀子氏が式辞を述べ、塾長の長谷山彰氏、医学部長の天谷雅行氏、公益社団法人日本薬学会会頭・奥直人氏らが祝辞を述べた。長谷山塾長は「最も若い薬学部が、前人未到の未来医療を切りひらく人材育成を行うことを期待する」と話した。

続いて招待講演が行われ、座長に薬学部教授・杉本芳一氏、講師に中外製薬株式会社代表取締役会長・永山治氏が登壇した。永山氏は「慶應薬学部の人材が様々な分野で必要となる」と話した。また、薬学部教授らによる講演も行われた。

その後、塾生による誓いの言葉が述べられ、福井一玄さん(薬2)、若山暖乃さん(薬4)、中井麻琴さん(薬6)、永井基慈さん(薬博士1)が将来の活躍を誓った。福井さんは「薬学を学び、社会に貢献することを誓います」と述べた。

最後に塾歌斉唱が行われた。閉会の辞を薬学部教授・増野匡彦氏が述べ、式典は閉会した。