ラグビーのU20(20歳以下)世界ラグビー選手権最終日となった6月21日、各地で順位決定戦が開催された。
秩父宮ラグビー場(東京都港区)で行われ、昨年6月の第1回ウェールズ大会と同じ顔合わせとなった決勝は、ニュージーランド(予選プールA組1位)がイングランド(同B組1位)に44-28で快勝し、大会2連覇を達成した。
決勝戦の前に行われた3位決定戦では、南アフリカ(予選プールC組1位)がオーストラリア(同D組1位)を32-5で下し、3位を確定させた。
また、名古屋市瑞穂公園ラグビー場で行われた15位決定戦で、日本(予選プールB組4位)は、ウルグアイ(同A組4位)と対戦し、54-17で大勝。今大会初勝利を収めた。
なお、今大会の総観客動員数は103,012人(日本ラグビー協会発表)となり、前回ウェールズ大会の総観客動員数58,538人を大きく上回った。対外的なアピール材料を得た日本は、今後2015年、2019年のラグビーワールドカップ招致を目指し、開催国が決定する1ヶ月後の2009年7月28日まで、ギリギリの交渉を続けていく。
今回の世界選手権には、日本代表として慶應義塾大学蹴球部所属の仲宗根健太君(総2)が出場し、5試合すべてで先発出場を果たした。仲宗根君に関する情報は弊紙7月号に譲るとして、ここでは6月21日に秩父宮ラグビー場で行われた、ニュージーランドとイングランドとの決勝戦、そして南アフリカとオーストラリアとの3位決定戦の模様を写真付きで紹介しよう。
◆大会最終順位◆
1.ニュージーランド
2.イングランド
3.南アフリカ
4.オーストラリア
5.フランス
6.ウェールズ
7.サモア
8.アイルランド
9.スコットランド
10.トンガ
11.アルゼンチン
12.フィジー
13.イタリア
14.カナダ
15.日本
16.ウルグアイ