特別展「近代日本と慶應スポーツ―体育の目的を忘るゝ勿れ―」が11月28日から12月13日まで三田キャンパス東館8階ホールにて開催された。これは、今年で創立125周年を迎えた体育会の記念事業の一環で今年4月に日吉で行われた第1回目の展覧会に次ぐ第2回目である。
今回の展覧会は、慶應義塾大学のスポーツ史にスポットを当て、福澤諭吉ゆかりの品や、早慶戦の発端となった早稲田大学からの挑戦状、塾生の獲得したオリンピックでのメダル、戦後の占領下で禁止された武道教育復活の嘆願書類など、体育会だけでなく、日本の近代スポーツ史においても価値のある品々が展示されている。
12月27日に行われた内覧会では、長谷山彰塾長ほか3名がスピーチを行い、長谷山塾長はその中で「三田キャンパスは福澤先生が学生とともにスポーツを楽しんだ慶應スポーツ発祥の地である。このような地で展覧会を開催することは意味深い」と述べた。
入場無料、各日午前10時から午後6時まで、最終日のみ午後5時まで。