夏も終わりに差し掛かりつつある8月某日、三田キャンパス東門の前で大学生とは思えないほどのファッションセンス、スタイルを兼ね備えた方に出会った。彼女こそが今月のキャンパスアイドル、商学部3年の倉知真梨子さんだ。

 

現在ゼミでは、マーケティングを研究しているという。しかし、「もともとは大学に行くつもりがなかったんです」とほほえみながら話す。中高時代はバトントワリング部に所属し、部活動に励んだ。そして、その活動の中でも特に衣装作りに面白さを見出した。自分たちで作った衣装を着て踊るって楽しい、と思い専門学校に行こうと考えた。しかし、両親に大学進学を薦められたこともあり、慶應に入学した。今でもファッションへの熱意は強く、大学だけではなく週1回は服飾の専門学校に通っているという。そこではデザインやパターンなど、様々なことを勉強しているそうだ。またアパレル関係でアルバイトをしているといい、まさにファッション漬けの毎日を過ごしているといえよう。




マーケティングだけではなくファッションも勉強している向学心の高さに加え、この美貌。天は二物を与えず、という言葉が嘘であるかのように完璧な存在だ。男性諸君は一度会えば皆彼女の虜になってしまうに違いない。好きなタイプは? と尋ねると少し困ったような表情を浮かべた。そして少し考えてから「何かに打ち込んでいる人ですかね」と答えた。一生懸命になれるものがある人は素敵だという。また、理想のデートはドライブだそうだ。意外とベタである。だがしかし、彼女を助手席に乗せて車を運転するなんて最高のシチュエーションであるといえよう。また、井の頭公園でボートにも乗ってみたい、とも話す。別れるという伝説があるのでは? と聞くと「それを確かめたいんです」といたずらっぽく笑った。彼女となら別れる者なんていないだろう。そう思った。

ずっとずっとこの人と話していたい、と思えるくらい魅力的で大人っぽい彼女。一見高嶺の花のようにも思えるが、実際は取材後もアルバイトや学校生活について話してくれるぐらい気さくだ。このギャップに皆やられてしまうのではないだろうか。将来はファッション系の道を考えているが、まだ迷っているという。しかし、彼女ならどの道に進んでも成功するだろう、そう思える夏の昼下がりであった。

(ダメンズオタク)
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