七月十五日から十八日にかけて、中国・マカオにて、第12回アジアジュニア陸上競技選手権大会が開催され、男子800m(大会二・三日目)で塾体育会競走部所属の横田真人選手が優勝した。優勝タイムは1分51秒34で、この大会の個人競技では、日本男子選手唯一優勝した選手となった。

 さらに横田選手は、400m×4人リレー(大会最終日)にも第三走者として出場。日本のこの種目での優勝にも貢献した。
 横田選手は、現在総合政策学部の一年生。立教池袋高校時代には、今回と同じ800mでインターハイ優勝も経験している。満を持して慶大に入学した今季は、早くも六月のインカレと日本選手権の二冠を達成していた。

 今後、横田選手は八月十五日に北京で開幕する世界ジュニア選手権にも800mで出場する予定である。十二月にはカタール・ドーハにてアジア大会が、来年夏には大阪で陸上の世界選手権がそれぞれ開催されるため、これらの国際大会への出場も現実味を帯びてきている。