誰もが普段、無意識にとっているであろう「手刀を切る」という動作。元々、武士が刀を持たない相手とすれ違う時に、「刀は持っていませんよ」とアピールするためにこの所作を多用していたそうだ。

私たちの日常には、まだ完全には説明されていない「日本らしさ」がある。私たちのルーツはどこにあるのか。日本人の美意識の根源を探ることは、私たちは何者なのかという「自分らしさ」を発見することに繋がるだろう。

日々の暮らしに散りばめられた「日本らしさ」に目を向け、今、自分自身を見つめ直してもらいたい。

温かみのある街を再び 隈研吾さん

新国立競技場のデザイン・設計を担当

光が照らし出す、江戸の記憶 戸恒浩人さん

東京スカイツリーの照明デザインを手がけた

曖昧さだけが「和」ではない ピーター・マクミランさん

アイルランド出身の詩人 百人一首を英訳した

何色にも染まれる、それが日本人 小山薫堂さん

くまモンの生みの親

和食は、継承から伝承の時代へ 松田龍太郎さん

食のブランディングに携わる 株式会社オアゾ代表

おわりにかえて