日本の上位大学の2人に1人が使っているという就活サイトの存在をご存じだろうか。それが「ONE CAREER」である。掲載されている企業は、外資・日系を問わず超一流企業のみ。一流大学の中でも圧倒的に上昇志向のある人が使っているサイトだ。慶應生にとっても非常に注目度の高い、「ONE CAREER」。その執行役員である北野唯我さんと、慶大からのインターン生である小林廣輝さんにお話を伺った。
外資系企業やベンチャー、コンサルティングファームなどは夏インターンが選考のプロセスとして非常に重要なウェイトを占めてくる。しかし、自分の志望する企業のインターンシップがどのような立ち位置なのかわからないという意見もあるだろう。「ONE CAREER」ではそんな人に向けての充実したコンテンツがある。
「私たちの運営するサイトは、エンドユーザーが情報収集に使う時間を最短にする努力をしています」、小林さんはこのように語ってくれた。「何の対策もしていない状態から、当日サイト上の情報を読んだだけで、あれよあれよという間に最終選考まで進みました」。この小林さんの体験は、情報の質の高さを表している。
「ONE CAREER」サイト上には、企業の職種別に選考スケジュールが公開されている。これさえ見れば、今後のこの企業の採用のステップから、昨年度の選考ではどのような選考課題が課されたのかなど、私たち就活生が最も欲しがる情報が記されている。また、就活のためのヒントになる記事も充実している。とりわけ役立つのは、業界ごとに選考の傾向や対策、スケジュールなどをまとめた記事であろう。
このようにエンドユーザー向けの充実したコンテンツを用意できる理由としては、優秀なインターン生が多く在籍しているというところも大きい。WEB上の情報と、リアルのイベント、その双方で質の高いものを提供できるのが一番の強みである。
日系企業においても、19卒の就活においてはインターンが非常に重要になってくる。「1dayが増えるというのも事実です。さらに、選考は建前上できませんが、秘密裏に内定を出してくる企業もあります」。1dayインターンは企業のPRである場合も多いが、ごく一部の企業は選考のプロセスに当たる場合もある。このあたりの情報も早めに集めておいた方がよい。
「外資はサマーインターンの時点から内定が出そろい始めます。そこに食い込めるように、選考対策をしておいた方がいいでしょう」。外資系にも強い、「ONE CAREER」ならではのアドバイスだ。