第10回桜スポーツフェスタが3月25日、慶應義塾体育会下田グラウンドおよび下田学生寮にて開催された。下田地区で活動する体育会5部(野球部・蹴球部・ソッカー部・ ホッケー部・ソフトテニス部)の部員が企画運営しているイベントであり、地域の人々へ日頃の感謝を示すとともに、両者の協力的かつ継続的な関係を築くことを目的としている。
当日は晴天に恵まれ、多くの人々が来場した。グラウンドでは午前中に各部活の体験教室が開かれ、午後には「シモリンピック~笑顔は僕らの道しるべ~」と題し、ストラックアウトや障害物競争などが行われた。飲食ブースではたこ焼きや豚汁などが販売され、にぎわいを見せた。
昨年度好評だったセンターステージでのけん玉パフォーマンスは、いっそうの盛り上がりを図り、今年から来場者参加型の演目となった。けん玉を利用したジャンケン大会が行われ、会場は子供達の笑い声に溢れた。
実行委員長の小野航河さん(法3)は、「地域の人々と体育会との距離が縮まり、声を掛け合うようになれるのが本イベントの醍醐味。道ですれ違った時、試合の結果を尋ねてもらえることもあります」と桜スポーツフェスタの魅力を語った。