慶大は、2月12日に行われた理工学部入試の「英語」と2月16日に行われた法学部入試の「地理歴史(日本史)」、2月18日に行われた環境情報学部入試の「数学または情報」および「数学および外国語」のうち「数学」、「数学または情報」の「情報」において、出題に不備があったと発表した。
理工学部の「英語」では、英文中の単語の表記に誤りがあった。しかし、「解答を導く際のプロセスを考えると正解には影響がない」として、採点および合否判定には特別な配慮は行わないと発表した。法学部の「地理歴史(日本史)」では、2つの問題で選択肢の中に正答が存在せず、全受験者への加点措置をとった。環境情報学部の「数学または情報」および「数学および外国語」のうち「数学」では、設問の説明が不十分であったとし、当該箇所について、「数学」受験者全員に加点措置をとった。環境情報学部の「情報」では4つの問題で正答が複数あったことが判明し、当該箇所について再度採点処理を行った。その結果、1名の追加合格者が出た。
いずれについても、慶大はホームページ上で謝罪している。