先月6日、等々力陸上競技場で第67回サッカー早慶定期戦が行われ、慶大は1-0で惜しくも敗れた。前半、早大の前線からの速いプレスに苦しむ慶大は、ボールを回すことができない。また、前線へのロングボールも跳ね返されてしまい、後手に回るようになる。
そして前半30分、左サイドからのクロスに合わせられ先制を許す。切り替えたい慶大であったが、前線にボールが収まらず苦しみながら前半終了。後半、慶大は流れを変えるべく、小谷(環2)を投入し中盤のテコ入れを図るも上手くいかない。そこで62分、78分と立て続けに山本哲(政4)、池田(総3)を投入し猛攻を仕掛ける。82分には右からのクロスに豊川(総4)がボレーで合わせるも、バーに嫌われ、ゴールは奪えない。最後まで攻め続けた慶大であったが、早大の粘り強い守備からゴールを奪うことは叶わなかった。この試合では「プレスのかわし方」が課題となった。