12月6日、桜木町の創造空間9001で、学生団体S.A.L.主催の「DAYS JAPAN報道写真展」=写真=が行われた。
S.A.L.は国際問題の理解や啓発などを目的として、塾生が昨年設立した団体。本イベントは、写真報道誌「DAYS JAPAN」の協力のもと実現した。会場では、世界各地の紛争や人道危機の現場をとらえた写真のほか、同団体の学生がイスラエルで撮影した写真、世界食糧計画が途上国に提供する給食の再現の展示などが行われた。
写真展開催について、同団体代表の森島聖さん(文1)は「国際協力などに関心のある人は、潜在的には多い。このイベントでは、展示に直接感銘を受けた人が、実際に何か行動できるよう、他のNPOの紹介なども行っている」と話す。
当日は「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんによる、各写真の解説も行われ、ミャンマーで銃弾に倒れるジャーナリスト・長井健二さんや、普段あまり報道されることのない地域の実態を写した写真は多くの人々の注目を集めていた。