4月23日から5月8日にかけて行われた第65回関東大学バスケットボール選手権大会で慶大は10位に終わった。六大学バスケに続くトーナメント戦、スタメンも安定してきた慶大は昨年度よりも順位を上げた。
しかし、六大学で見えた課題、シックスマンの育成にはいまだ成功してしない。今大会では木村(環3)らの出場もあったが、主力と同等の働きをできたとは言えない。また西戸の得点力が物足りず、主将としての役割は果たせていないだろう。全体的にファール数が多いのも課題だ。1部に所属する大学との対戦は東海大のみで、今回の結果に満足してはならない。
次に迎えるは早慶定期戦。早大は2部昇格組でありながら4位に入り、慶大にはない選手層の厚さを持つ相手だ。今回の結果からどう早大に立ち向かえるのか。挑戦者としての原点回帰が求められる。
(八木理志)
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