2月26~27日に行われた全日本学生室内アーチェリー個人選手権において、慶大の大井一輝(法2)が優勝を果たし、日本の全学生の頂点に立った。全日本室内アーチェリー選手権大会において優勝し日本の頂点に立ってからわずか5日後に今度は学生日本一に輝くという快挙であり、フロックではない確固たる実力を全国に知らしめた。
大井選手は「この度は、大会で立て続けに好成績を残すことができ、素直にとても嬉しく思います。(次々と優勝できた要因について)着実に自分に自信が持てるようになってきていることが大きいと思います。しかし、好調に浮かれず地に足をつけて、リオ五輪出場を目指してできることをしっかり着実にやっていきたいと思っています」と語った。
少なくとも今年度の実績でいえば、文句なしに全国でトップレベルの大井選手だが、慢心は見られない。国を代表しうる逸材として、今大注目の選手である。
(辰巳龍)