体育会軟式野球部の渡邉裕喜さん(商2)が東京六大学軟式野球連盟の委員長に就任した。

軟式野球部は監督なども含め、全てを学生で回している。学年関係なく何でも言い合える環境があることが魅力だという。今年度から体育会の認定を受け活動するが、昨年までは新種目団体という扱いであった。新種目団体とは体育会の認定を待っている状態の団体のことで、軟式野球部は今年50周年を迎え、伝統があるという点や少年野球のボランティア活動、渡邉さんが連盟委員長になったことなどが評価され体育会に昇格した。

渡邉さんは「連盟委員長になるということは六大学の顔になるということ。重責を感じる。規範となるよう意識して行動したい」、また軟式野球部としても「これからは体育会として見られるということを意識していきたい」と語った。

今月末から始まる六大学の春季リーグで優勝すれば全日本大会に進むことができる。そこに進むことが部員たちの現時点での目標だ。また今月16日に北部公園野球場で早慶戦が行われる。普段の試合は平日に行われることが多いので、学生が見に行くことができる貴重な試合だ。新設体育会としての最初の戦い、興味のある人や入部希望の新入生は必見である。
(竹内未月)