全塾協議会事務局長・事務局次長の選挙が12月8日から13日にかけて行われる。本年度立候補したのは、事務局長候補・若月薫さん(経3)、事務局次長・齊藤諭さん(政3)の1組。局長候補の若月さんは、現在事務局次長を務めている。選挙権は全学部生にあり、投票は各キャンパスで学生証を提示する認証システムを利用して行われる。
全塾協議会とは、慶應義塾大学学部生における最高意思決定機関。主な業務は、学生自治会費の公正な配分を行い広く学部生に還元することや、所属団体の代表を承認するなど、塾内における自治活動全般に関わる基本方針を決定している。
候補者の2名は公約として「交付金配布状況の透明化」、「全塾協議会所属の団体との連携強化」を掲げている。その他に、「自治会費交付金の増額」についても触れており、物価変動、共立薬科大学との合併などにより自治会費の不足状況が続き、増額は不可避であるとしている。
また、今年度から中止になった園遊会について局長候補の若月さんは「伝統ある行事を中止せざるを得なかったのは非常に残念。しかし、今後塾生が各自責任ある行動を取っていけるようであれば、復活に向けての土台作りに注力したい」と述べ、園遊会復活に前向きな考えを示した。
当選発表は、選挙管理委員会ホームページ上(http://www.keio-zenkyo.com/election08/)で12月15日に行われる予定。その後に各キャンパスで、掲示での発表を行う。