―コンテストを控えた今の気持ちは?
「今はワクワクとドキドキがせめぎあっていますね。ミスター慶應の活動を始めてから、部活一色の生活が変わったので、出場を決めてよかったと思います」
―慶應塾高で水球を始めたきっかけは何ですか?
「暑い中部活見学をしていた時、日吉にある協生館のプールが気持ちよさそうに見えたからです。水深2mの中動くのはハードですが、楽しいですよ。水球はパスワークが要になるスポーツ。試合展開も早くて面白いので、ぜひ一度見てもらいたいです」
―部活に打ち込む努力家の岸野さんですが、座右の銘はありますか?
「『多くの失敗はあったけども、後悔はない』。人生は全て必然で、いろいろな経験をしながら決められたゴールに向かっているんだという意味です。例えば恋愛なら、別れた原因を考えて後悔するより、運命の人ではなかっただけだと考えます。かなりポジティブなんです」
―どんな女性に魅力を感じますか?
「同じ波長で生きていると感じる人です。同じ言葉でツッコミを入れたり、ひさびさにLINEを送ったら、同じタイミングで送られきたり。生まれつきのルックスがいいというより性格の良さがにじみ出ている女性が素敵だと思います」
―そんな中身を重視する男・岸野さんから見た、ファイナリスト6人の個性を教えて下さい。
「與座さんは小悪魔、小林さんはミスター、田端さんはボンボン、村上さんはアスリート、川里さんは旅人、そして自分は『慶應』そのものだと思います。15年間慶應で過ごしていて愛校心も一番強いと自負しています。ミスターの活動で行った慶東戦の応援の時も、塾歌や若き血を歌いました。自分自身が慶應を体現しているので、それがミスター慶應としての強みだとも思っています」