9月下旬から11月下旬に行われた2008年度関東大学アイスホッケーリーグ戦(1部B)で、昨年2部から昇格した慶大は8勝2敗で優勝した。11月29日、30日にダイドードリンコアイスアリーナで1部A最下位の日大との入替戦(2勝先取)に臨んだが、2―3、3―5で連敗し、1年での1部A昇格はならなかった。
昇格を決めるには2点差以上での勝利が条件となった入替戦2回戦。慶大は開始直後から自陣でのプレーを強いられ、第1ピリオドで3点のビハインドを背負う。
第2ピリオド6分に松山(商1)がゴールを決めると攻撃にリズムが生まれる。1点を返された後の17分に荒谷(経1)、第3ピリオド13分に松山のゴールで1点差に詰め寄ったが、反撃は及ばず、A昇格はならなかった。
試合後、主将の池端(経4)は「FWの出来は良かった。序盤は不運な失点もあったが、第2ピリオド以降はこちらのペースだっただけにもったいなかった」と悔やんだ。
池端が1部BのMVPに、高嶌(政4)、小茂鳥(理4)、児玉(経2)、松山、似鳥(環1)がベスト6に選出された。