木枯らしが吹き始め、人肌恋しい季節です。学校がない日は誰にも会えず寂しさでおかしくなりそうで、どうしたらいいでしょうか。(法3女子)

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「可哀想に…私は学校がない日の方が忙しいけど」と局員H。相変わらずのリア充発言である。「確かに学校に行かないと一言も話さず終わる日はあるなあ」と言うのは下宿をする局員Y。一人暮らしも三年目となると、寂しそうな気配はない。「そうだ!学校がない日も、学校に行けばいいんじゃないかな!」絶対に相談を解決することがなさそうな案を思いついた局員Aは、早速日曜日の三田キャンパスに繰り出した。

ここで、日曜日のキャンパスは平日に比べ著しく機能が低下していることを確認しておこう。その理由は、当然ながら利用する塾生がいないからである。生協購買部、食堂、メディアセンター、ITCは一部のイベント時を除き、休日は基本的に閉館している。逆に日曜のキャンパスで何ができるのか、局員Aの目線からお伝えできたら幸いである。

さて、日曜の午前10時過ぎに三田キャンパスへ到着した局員A。とりあえず、正門は開いているようだ。教室も使えるのだろうか。まずは一番手前の南校舎に入る……いや、入れない。自動ドアが開かないのである。残念。続いて向かったのは第一校舎。こちらは校舎のドアが開いていたが、手前になにやら札が立っている。試験会場案内の文字が書かれている。慶大も他大同様、国家試験や資格試験の会場になることがある。教室には入れそうだが、試験資格がない。こちらも諦め、次の西校舎ではなにやら教室から講義をする教授の声が。通信教育生のスクーリングの授業を行っていたのである。しばらく辺りをうろついていると、何度も警備員の方に出くわす。構内を周り教室への不審な入室を見張っているようだ。怪しまれないうちに、退散。

利用できる教室がないことを悟りながら入った院校舎で手洗いを済ませ、自販機の「慶應の水」を購入する。中庭でふう、と一息。結局安心して使用できるのは、校舎の外のみということだ。日曜日のキャンパスは、近隣の人にとって公園的な機能をしているのかもしれない。周りを見渡すと、一般のおじいさんおばあさんが、ちらほら。子どもを連れたお父さんお母さんも、ちらほら。いつもとは違う落ち着いたキャンパスに、心もほっこりする。ちなみにkeioWi-Fiなら、校舎の外でも利用できる。よほど暇で、よほどネット環境にお困りの休日には、是非キャンパスに立ち寄ってみて欲しい。
(いじゃく)