発信型言語教育におけるコミュニケーション環境の構築について研究している、SFCの長谷部葉子研究会による英語教育プロジェクト「Our Dream City 2007」が、6月の23、24日、7月の1日の3日間、三田キャンパスで行われた。このプロジェクトは小中学生を対象に、英語に対する不安感や抵抗感などの心理的なバリアを取り除く、自由な自己表現の場の提供を目的としている。遊び慣れたレゴブロックで自由に作品を作り、それらを皆で合体させて自分達の街を造り出し、英語で物語を考え発表するというもの。
このプロジェクトは今回で3回目となるが、毎回慶應のキャンパスでの提供だったが、いずれは公共教育機関で地域密着型の取り組みとしての実施が目標だという。代表の河合聡志さん(環3)は「英語はとてもおもしいコミュニケーション媒体であり、この経験を通して子供たちにもっと英語を身近に感じ、興味を持ってほしい」と述べた。