今年の4月から鴨池に弧を描くように水が放水されている。この水はSFCが建てられた時に掘った井戸水を使用しており、去年の8月ごろから既に水を鴨池へ流していた。当初は鴨池へ直接送るために注水口を下に向けて放っていたが、今年の4月から上に向けて放つことで、酸素を池に送り込めるようにした。
鴨池には、2年前に理工学部の教授から送られた鯉が住んでおり、水が汚いことで発生するプランクトンなどに酸素を奪われて死んでしまう。そこで鴨池に水を送ることで鴨池をきれいにし、鯉に十分な酸素を供給できるようにした。この放水の効果で、去年に比べて非常に池の水質が良くなった。水を放つ時間は不定期で、池の水質を観察した上で放つとのこと。