先月14日の第79回早慶バレーボール定期戦で、男子は2連覇をかけ、女子は29年ぶりの勝利を目指して早大との試合に挑んだが、男女ともストレート負けを喫した。
(八木理志)
ストレート負け 立ちはだかる早大
女子戦
リーグ3部に所属する慶大が29年ぶりの早慶戦勝利を目指し、今季リーグ1部昇格を決めた早大と対戦。
第1、2セット共にエース御手洗(環3)らの攻撃で早大を脅かす場面も見られたが、早大の鋭いスパイクに苦しめられ、両セットを奪われてしまう。さらに第3セットは、勢いを増す早大の攻撃を抑えられず5―25と圧倒され、敗北した。
男子戦
今季2部に降格した慶大が早慶戦2連覇を狙い、1部で準優勝した早大と接戦を繰り広げた。
第1セットでは4点差を追いつくなど一進一退の攻防を見せるが、最後に粘れず22―25で落とす。続く第2セットは一時23―23まで持ち込むも、最後のミスでセット奪取はならなかった。
第3セット、慶大は上田(総4)や上野(文3)の攻撃により点差を広げる場面もあったが、サーブミスから逆転され21―25でこのセットも奪われてしまった。
試合後のインタビューで上田は「多くの方に応援していただいたのに、このような結果となってしまい残念。秋季リーグでは自分達の代で必ず1部に昇格したい」と悔しさをにじませた。