9月8日、三田キャンパス東館で、NHK「爆笑問題のニッポンの教養」の公開収録が行われた。収録には人気お笑いコンビ・爆笑問題の太田光さん、田中裕二さんの二人に加えて、義塾から安西祐一郎塾長、環境情報学部の村井純教授と石川幹子教授、法学部の国分良成教授、商学部の清家篤教授、医学部の末松誠教授と岡野栄之教授、理工学部の柳川弘志教授、デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構の中村伊知哉教授が参加した。また、東京理科大学から田沼靖一教授、北海道大学大学院から山岸俊男教授、京都大学霊長類研究所から遠藤秀紀教授も駆けつけた。この日の議論では「2030年の社会」をテーマに、この時代における最先端技術のロボット工学や再生医療、経済状況などの様々な意見が交わされ、集まった270人の塾生がこれに耳を傾けた。
収録後の記者会見で、田中さんは「先生方がたくさんいるなかで収拾がつかなくなると思ったが、言いたいことが言えた。充実した有意義な時間だった」、太田さんは「心の趣くままに話すのが好きで、贅沢な時間を過ごすことができて楽しかった」とそれぞれ語った。また、以前東京大学でも収録を行ったこの番組であるが、東大と慶大の違いについて聞かれると「東大の時と比較して、慶大は大勢の教授が来てくれ、頭が柔らかそう。学生は、慶大の方が女子の人数が多い気がする」(田中さん)、「見に来た学生の好奇心の高さは東大、慶大とも同じ。固い感じがなく、やりやすかった」(太田さん)。
番組は、9月28日午後10時から、NHK総合で放送される予定だ。