この6月から、「日経就職ナビ」が「キャリタス就活」として新たにスタートする。昨年度は大手や金融系の志望者を中心に約40万人が利用した旧サイトに新たなサービスが加わり、より使いやすいサイトとなる。
「キャリタス就活」の特徴は主に三つ。一つは、掲載企業の質の高さだ。登録されている企業数は1万社に上るが、どれも厳しい掲載基準を満たしたもので、学生に勧められる企業のみ扱う。
二つ目は、求人票システムとの連動だ。企業から大学のキャリアセンターに直接求人票が届くシステムがある。本サイトでは自分の所属する大学に求人票を送った実績のある企業のみを選択することができ、効率的に企業が絞り込める。
三つ目の特徴は、日本経済新聞の記事が無料で読めることだ。特定の企業や、業界に関する日経新聞の記事がまとめられており、情報収集の後押しをしてくれる。面接前やエントリーシートを書く際にも役立てられることだろう。
そのほかのサービスにも様々な工夫がされている。例えばキャリタス模試では、SPIや一般常識試験の模擬テストなど、ウェブテストの対策ができ、毎月10~20日の間に受験すれば全国ランキングも分かる。また、業界研究のためのコンテンツも充実している。企業情報に加えて、旧サイト同様、企業の特別ページは本サイトでも継続して閲覧可能であり、仕事内容についてより具体的に把握できるようになっている。
さらに、自分の就活準備の進捗確認や自己分析、適職診断も無料で行うことが出来る。本サイト主催のイベントも多く、今月13日にはインターンシップに関するイベントが行われるなど、企業の人と交流できる機会も多く設けられている。
16卒から就活の開始時期が後ろ倒しになり、選考期間が短期化したことで、準備をしていた学生とそうでない学生との間で二極化するといわれる。納得のいく企業から内定をもらうためにも、「キャリタス就活」を活用して良いスタートダッシュを決めたい。
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