第61回早慶アイスホッケー定期戦が先月9日行われた。第1P、開始から早大のペースとなるが、GK田中(経2)の好セーブもあり、粘り強いディフェンスでシュートを防ぐ。
しかし13分、パックの処理の甘さからミドルシュートを打たれついにゴールを割られてしまう。相手ゴールにも何度か迫ったものの攻め手に欠け、得点には結びつかずそのままピリオドを終えた。
第2Pは前のピリオドでのパワープレイ(PP)を継いで4対4から始まる。しかし早大、慶大のPPが終わった直後、シュートを決められ追加点を許す。これを機に早大は速攻から慶大ゴールを何度も脅かし、慶大は9分までに4点を取られる。その後13分に攻勢を見せるも、パックのキープ力に欠き、連続失点で終了までにスコアは0―7となった。
何としてもゴールがほしい慶大は第3P、PPで数的優位な状態から攻撃を仕掛けるが、シュートできずチャンスを生かせない。逆に4分には追加点を決められてしまう。
中盤以降もディフェンディングゾーンでパックを奪えない時間帯が続き、シュートに持ち込めない。このまま終われない慶大は残り23秒、相手GKと1対1という最大のチャンスを迎えるがゴールならず試合終了。総シュート数36―47と終始早大に圧倒された試合となった。
(八木理志)