9月1日、日吉キャンパス来往舎のイベントテラスで、教養研究センター主催の「サイエンス・カフェ・クラゲの世界」が行われた。このサイエンス・カフェは、生物や物理を科学の分野で研究することの楽しさを一般の人に伝えることを目的に、2ヶ月毎に講師を招き、身近な生物などをテーマにして同センターが設置し、極東証券寄附講座「生命の教養学」一般公開ゼミとして実施されている。
今回は、講師の理工学部・竹田典代助教がタマクラゲという直径3ミリほどのクラゲについて、ライフサイクルや食事の仕方などを説明した。また、実際にタマクラゲが生活する様子や小さなエビを捕まえて食べる場面を、実体顕微鏡を使用してテレビで映したり、顕微鏡を使ってタマクラゲを観察するコーナーも設けられた。
今回のサイエンス・カフェは第2回目の催しであり、次回は「コケのお話」を予定している。