先月1日、日吉記念館で平成27年度大学学部入学式が行われた。今年度は別科・日本語研修課程を含む10学部、計6671人の新入生を迎えた。それぞれ文学部824人、経済学部1225人、法学部1252人、商学部1020人、医学部114人、理工学部966人、総合政策学部434人、環境情報学部445人、看護医療学部109人、薬学部216人、別科・日本語研修課程66人と、昨年度より3人少ない入学者となった。

新入生代表の佐々木希さん
新入生代表の佐々木希さん

清家篤塾長は式辞で、福澤諭吉が互いに教え合い高め合う半学半教の精神を義塾のあり方として定めたことに触れた。そのためには塾生と塾生、さらには塾生と教員の間に触発しあう対等な関係がなければならないことを説いた。

式には卒業50周年を迎えて招待された106年三田会の塾員も出席し、ANAホールディングス株式会社相談役の大橋洋治さんが塾員代表として祝辞を述べた。

その後、新入生代表の佐々木希さん(法1)が、実学の精神を身につけるために互いに切磋琢磨し、将来世界の人々に貢献したいと入学の辞を述べた。一同で塾歌を斉唱した後、106年三田会による寄付目録の贈呈と挨拶が行われ、式は閉幕した。