先月20日から24日にかけて2015年度全塾協議会事務局・次長再選挙が行われた。

第1回投票は昨年12月8日から12日にかけて行われたが、投票率が選挙成立基準の10%を下回る9・67%だったため選挙は不成立となり、再選挙が行われることになっていた。


事務局長に当選した諸田直也氏(経4)
事務局長に当選した諸田直也氏(経4)

選挙の立候補者は諸田直也(経4)・高井康佑(法3)ペア、古井康介(経2)・クドウリヤショフ=クリメンティ(法2)ペアの2組。信任投票ではなく、2組の候補が選挙で争ったのは2011年以来である。

選挙管理委員会(選管)の発表によると、投票数は全有権者数28511人中3103票で投票率は10・88%を記録。投票の結果、1893票を獲得した諸田・高井ペアが当選となった。諸田さんは昨年度も事務局長を務めており、今回で2年連続の就任となる。



次長に当選した高井康介氏(法3)
次長に当選した高井康介氏(法3)

今回の再選挙で再び投票率が10%を下回り選挙が成立しなかった場合、規約により全塾協議会が解散する可能性もあったが、再選挙が成立したため全塾協議会は存続することとなった。

当選した諸田・高井ペアは公約に「自治会費交付金の増額」、「増額実現に向けた全塾協議会組織体制の抜本的改革」、「『頼られる』全塾協議会の実現」の3つを挙げていた。

一方で、4年ぶりの対立候補として名乗り出た古井・クドウリヤショフペアは、「メディアセンター24時間営業」や「投票率の向上」を掲げていたが、今回の選挙では諸田・高井ペアに事務局長・次長の座を譲る結果となった。

今回の再選挙において、選管は投票率の向上を狙いウェブ投票の導入を検討していたが、本選挙でのウェブ実施は見送られた。