先月24日、日吉キャンパス来往舎のシンポジウムスペースで『慶應義塾創造クラスター スーパーグローバルシンポジウム』が開催された。
 
慶大が推進する、文科省の平成26年度「スーパーグローバル大学創成支援事業」構想の柱となっているのは「長寿」「安全」「創造」という3つの文理融合クラスターでの研究であり、今回のシンポジウムは、このうちの「創造」に着目して開催されたものだ。
 
真壁利明常任理事は冒頭の挨拶で、国際研究発進力を高める制度を推し進めていくことや、総合大学である慶大の特徴を活かして文理融合の学際領域において国をリードしていくことなどを述べた。
 
講演は伊藤公平理工学研究科教授の司会のもと、創造クラスターリーダーの青山藤詞郎理工学研究科委員長やスタンフォード大学のシェリー・ゴールドマン氏など、計8人によって行われ、創造クラスターや各研究科における取り組みの紹介などが行われた。最後に、松田隆美文学研究科委員長による英語の挨拶でシンポジウムは幕を閉じた。
 
当日、会場では講演を熱心に聞く学生や研究者の姿が見受けられた。