次世代にバトン引き継ぐ
 
体育会による平成26年度卒業選手送別会が先月16日、三田キャンパス西校舎ホールで行われた。今年度は昨年度より22人多い564人が体育会を卒業した。
 
宮島司体育会理事は冒頭の挨拶で「入学時の人数は583人であり、ほとんどの諸君が4年間、体育会部員としての生活を全うした」と体育会部員の健闘を称え、体育会会長である清家篤塾長は「部活動と学問を両立する彼らの姿は他の塾生への刺激となり、部内のみならず、体育会部員とそれ以外の塾生の間での半学半教にも貢献した」と式辞を述べた。西岡浩史三田体育会会長は社会で活躍している体育会卒業生の例や小泉信三の言葉を引用し祝辞を述べた。
 
また、バレーボール部の上田悠貴選手(総4)は送辞で「先輩方が卒業した今、彼らの偉大さを改めて感じている。彼らを越えていかねばならない」と今後への決意を口にした。
 
送辞の中では来年度の体育会のスローガンも発表された。スローガンは「奮慶之友」。刎頚之友を基にし、奮起する友との繋がりを表した造語である。
 
答辞を述べたのは、リーグ昇格を果たした原志帆ソッカー部女子前主将。「どの瞬間もかけがえのない時間だった」と4年間を振り返った。  最後に一同で塾歌を斉唱し送別会は幕を閉じた。送別会終了後は生協食堂で祝賀会が行われた。