本格的なラテン民族音楽を楽しめる
本格的なラテン民族音楽を楽しめる

第一校舎に入ると民族音楽が流れてくる。その音源となる105教室を覗いてみると、5つの楽器で歌を交えながら陽気に演奏しているのが目に入る。ここは、ラテンアメリカ音楽研究会(ラテ研)が開いている民族カフェである。

音楽研究会という名前だが、活動は演奏が中心である。楽器だけではなく演奏者全員が歌い出したのに驚いた。本格的な演奏を、椅子に座りながら聴けるのはかなり魅力的である。

ラテ研がコンサートだけではなく喫茶店を開いたのは、ラテン民族音楽の地であるオリビアが注目されることが少ないので、音楽だけではなく、食べ物を含めてラテンの雰囲気を味わってもらいたいからだと会員の坂本七温さん(経2)は語る。

一番人気のメニューはオリジナルの「かいふくのくすり」と「ポンデ・ケージョ」だ。「かいふくのくすり」は、パインジュースとキウイジュースをソーダで割ったものである。「ポンデ・ケージョ」はモチモチとしたパンのようなもので味を五種類の中から選べる。実際に味わったところ、少し塩気のきいている「ポンデ・ケージョ」と甘い「かいふくのくすり」で元気が出た。音楽の陽気さとカフェの料理がマッチしていて思わず長居してしまいそうだ。
(梅津知樹)