1人が死亡、1人行方不明
茨城県神栖市の波崎海水浴場で今月3日、サークルの合宿に訪れていた慶大の男子学生4人が沖に流された。そのうち2人は当日すぐに救助されたが、3年生と2年生の合わせて2人が行方不明となった。同7日、神栖市の海岸で男性の遺体が発見され、捜索中の3年生であることが確認された。依然として、2年生の学生が行方不明になっている。現在も、消防や警察による海岸沿いのパトロールを通して、捜索活動が続いている。
男子学生らは慶大のサッカーサークルのメンバーで、海水浴場近くで合宿中だった。練習後に海岸で遊んでいたところ、事故にあったとみられる。当時、波はおだやかであり、潮が沖にむかって流れる「離岸流」が事故の原因とみている。なお、海水浴場としての開設期間は先月24日で終了していた。
慶大はこの事故を受けて、亡くなった学生への哀悼の意と行方不明の学生の無事を祈るとともに、課外活動やゼミ合宿等での水難事故に十分に注意するよう塾生に呼びかけた。