10月30日から11月1日の3日間、日吉キャンパス来往舎イベントテラスで、教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)主催の演劇公演「シェーンブルンの記憶」=写真=が行われた。
HAPPでは毎年秋に慶大の学生から企画を募っており、今回の公演は慶應義塾演劇研究会有志の企画が採用され実現した。
ストーリーは、19世紀末から20世紀初頭の中欧を舞台にしたミステリー。歴史的背景を踏まえて考案されたアカデミックな題材を、楽団の生演奏による音響効果や、数々の国旗を使った演出により、明快に表現していた。
今回の企画責任者である和泉伸吾さん(文3)は、「公演のテーマは『守るべきものは守る』。HAPPの企画を通して、普段演劇に触れる機会のない方とも交流できて嬉しい」と語った。