10月25日、日吉記念館で「KEIO RALLY 2008~慶應義塾創立150年記念慶早戦前夜祭~」が開催された。

 「KEIO RALLY」は應援指導部の学生が主体の行事で、1951年に第1回が開かれ、その後約50年にわたり、秋の慶早戦前夜祭として、慶應義塾を盛り上げてきた伝統的なイベント。最盛期には3万人の動員を誇り、タモリ、ピンクレディー、小泉今日子などをゲストに招いていた。

 1998年以降は、東京六大学野球の人気低迷などを理由に開催は一時中断されていたが、復活を熱望する應援指導部が中心となり、多くの塾員や塾生の協力を得て、今回10年ぶりに復活することとなった。

 当日の司会は慶應義塾大学卒で、テレビ朝日の大木優紀アナウンサーが務めた。  
 
 開会の辞で、安西祐一郎塾長は「KEIO RALLYが復活して、非常に嬉しい。来年度以降も塾生の熱い思いと共に、是非継続してもらいたい」と語り、伝統行事の復活を祝った。

 イベントは他にもビッグバンドサークルの「Keio Light Music Society」による迫力あるジャズ演奏、野球部員のトークショー、抽選会などが行われた。