六月十二日、早稲田大学記念会堂において、第六十九回早慶バレーボール定期戦が行われた。女子・男子ともに早大が勝利した。
これで、対戦成績は、男子は慶大の15勝53敗、女子は慶大の3勝18敗となった。また、大学男女戦の前には、高校男女戦も行われ、応援指導部の指揮のもと早慶を応援する観客で会場は熱気にあふれていた。
▼女子 慶大0―3早大 ① 14―25
② 15―25
③ 9―25
慶大は最後までミスが目立ち、リズムにも乗れず、そのまま、相手の組織力の前に1セットも取れずに敗れた。
▼男子 慶大2―3早大 ① 25―23
② 23―25
③ 25―22
④ 16―25
⑤ 11―15
どちらも一歩も引かない、一進一退の白熱した試合展開。1・3セットを慶大が、2・4セットを早大が取り、第5セットまでもつれたが、最後は地力に勝る早大の高さとパワーの前に力尽き、惜敗した。
古橋主将(理工4)「いいムードで試合ができ、自分としての最後の早慶戦を楽しめた。今日の試合では相手の早大(1部)に対し、胸を借りるつもりで戦った。いい試合ができたが、最後は相手の高さを感じた。今のチーム(4部)を3部に戻して、引退することが自分の目標。そのためにも、今日の試合でうまくいったサーブや、レシーブをつないで点を取るといった基本のプレーのさらなる向上を課題に一生懸命練習して取り組みたい」