真冬のキャンパスに春が訪れたかと見まがうような、華やかなオーラを放ち現れたのは、法学部法律学科1年の平井恵理香さんだ。栗色の髪と、くるくると表情の変わる瞳が何とも愛らしい。

平井さんが所属するのは、eurekaという海外でボランティア活動を行うサークルだ。「アフリカなどで起きている問題を他人事にしてはいけないと思ったんです」と真剣なまなざしで話す彼女。まずは身近な東南アジアで活動したいという思いから団体に所属した。昨年の夏にはカンボジアを訪れ、子供たちに日本語と英語を教えたそうだ。また、昨年の三田祭では、慶應ファッションコレクションという、ファッションとチャリティーを結ぶ団体にもスタッフとして携わった。外面も内面も美しい女性とは、まさしく平井さんを指すのだろう。

 

 





そんな彼女の趣味は、愛犬と公園で散歩することと映画鑑賞だ。最近観た中でのおすすめは『(500)日のサマー』。人の出会いは偶然で何が運命かはわからない。だからこそ楽しく生きたいと考えるきっかけを与えてくれた作品だという。瞳を輝かせて映画についてそう語る彼女とお近づきになるために、どうやら男性諸君は映画通になる必要があるようだ。

最後に、その美しいスタイルを保つ秘訣は何かとお聞きしたところ、最近はボディ・コンバットにはまっているとの意外な答え。「空手と合気道の動きをアップテンポの音楽に合わせてする運動で、ストレス発散にもいいですよ」とアクティブな一面ものぞかせた。

様々な表情で周りを魅了する平井さん。今後の彼女の活躍に、期待の胸は膨らむばかりだ。

 

(あくてぃ)