お祭りといえば、縁日を楽しんでみたいもの。そして、寒空の下で模擬店の数々を一通り楽しんだ午後は誰しもきっと落ち着いた暖かい空間でくつろぎたくなるだろう。この2つの願いを叶えてくれるのがKDDSによるキッズ縁日・喫茶だ。
KDDSは、子どもたちに遊びの場を提供することを目的として、子どもたちと遊ぶサークルだ。三田祭では、午後1時から3時は普段交流している子どもたちによる縁日を、午後2時から4時はメンバーの塾生による喫茶店を開いている。
縁日では楽しいゲームのほかに、子どもたちが自ら作成した絵葉書の販売なども行っている。喫茶店としては、さまざまな味が用意された小さな可愛らしい鯛焼き、ほっと一息つくにはぴったりの温かい飲み物のセットを提供しているほか、縁日の遊びを楽しむこともできる。
ここには、親子連れのお客さんが多く訪れる。また、女子学生同士が思い思いの話をゆっくりとするために来ることもあるという。「大々的な宣伝をしている訳ではないのに、たくさんのお客さんが来て、KDDSの提供する空間を楽しんでくれるのが嬉しい」と、代表の古澤杏奈さん(文3)は語った。
最終日まで、KDDSは子どもたちと協力して、たくさんの来場者に笑顔と癒しをもたらしてくれる。 (成田沙季)