SFCの政策・メディア研究科修士課程では「低炭素社会デザインコース」及び「社会イノベータコース」が新たに設置され、2009年春に開講される。
これは、政策・メディア研究科が申請し、採択となった、環境省及び文部科学省の助成事業と連動するものだ。
「低炭素社会デザインコース」は、持続可能な社会に向け、今後ますます重要性を増す低炭素社会に貢献する高度な職業人を養成するもの。三菱UFJ証券株式会社など連携協力団体も多岐にわたり、講師には慶大の教員に加え、低炭素社会に向けて第一線で活躍する民間やNGOの外部講師も招く予定。
「社会イノベータコース」は、環境・ビジネス・社会起業を融合する時代の要請に応える教育課程だ。特に、社会性と起業の発想、環境への配慮と企業活動の両立、ITを活用した医師不足や住民の不安の解消など、社会イノベーションによる問題解決の方法を学ぶ。理論学習と現場における実践経験を重ねることで、事業センスと公益センスを兼ね備えた人材を育成する。
両コースとも学部卒業生、社会人、留学生などを対象としており、9月19日に東京丸の内で行われた合同説明会では、学部在籍の学生のみならず社会人の姿が多く見られた。