32年ぶり 慶大に集う

第86回日本社会学会大会が今月12日から13日にかけて三田キャンパスで開かれた。西校舎および第一校舎で講演や研究発表が行われた。慶大で開催されるのは1981年以来、32年ぶりとなる。12日には日本社会学会会長の鳥越皓之氏が「東日本大震災以降の社会学的実践の模索」と題して講演。震災を機に国民の意識がどのように変遷したかについて考察がなされた。

一般研究発表は2日間にわたり開催。それぞれ設定されたテーマごとに部会が分けられ、研究者たちが自身の研究成果を発表した。また、西校舎ではシンポジウムも行われ、参加者たちは積極的な討論が交わした。

研究者や大学院生たちの間で交流が盛んに行われ、三田キャンパスはたくさんの人でにぎわいを見せた。