ロボットで書道家の筆運びを再現

子どもたちが実際に体験
先月30日、慶大矢上キャンパスで「ひらめき☆ときめきサイエンス モーションコピーロボットであなたも書道の達人に!」というプログラムが、小学5、6年生を対象に開催された。
初めに慶大理工学部の桂誠一郎准教授が「さわる技術のヒミツ」という講義を行い、モータによって離れた物の感触が伝わる「テレハプティクス」の仕組みについて解説した。また、「テレハプティクス」の動源となるモータについても触れ、子供達は実際に導線や乾電池などを使ってモータの動く仕組みを体験した。
その後、慶大が世界で初めて開発したモーションコピーロボットも体験できた。書道家の筆致を記憶した機械に筆が取りつけられており、書道家と同じ字を書けることに子供達は興奮していた。
実験が終わると、子供達はクッキータイムで教員や学生達と交流してプログラムを終えた。