11月19日、プロ野球大学社会人ドラフト会議が高輪プリンスホテルで行われ、塾野球部の加藤幹典君(環4)が東京ヤクルトスワローズに1巡目で単独指名された。入団すれば、塾からは02年に長田秀一郎投手が西武ライオンズに入団して以来のプロ野球選手誕生となる。東京六大学からは加藤君の他に久米勇紀投手、古川祐樹投手(ともに明大)が福岡ソフトバンクホークス、読売ジャイアンツにそれぞれ3巡目で指名された。
加藤君は神奈川県立川和高校出身。慶大に入学した04年秋季リーグ戦でチームの優勝に貢献し、以降慶大のエースとして活躍。今秋には東京六大学史上20人目の通算30勝を達成した。加藤君は、今回のドラフト会議では福岡ソフトバンクホークスが交渉権を獲得した大場翔太投手(東洋大)、東北楽天ゴールデンイーグルスが交渉権を得た長谷部康平投手(愛知工大)と並ぶ目玉選手として注目を集めていた。