▼第一戦
慶大5―3東大
今年度の開幕戦でもあり、塾野球部として通算一〇〇〇勝のかかった記念すべき試合。杉山主将(政4)の一振りが試合を決めた。3―3の同点で迎えた六回表、二死満塁の場面。代打で登場した主将に迷いはなかった。「とにかく無心で、開き直って」神宮での初打席に立った主将。相手投手の放った四球目を、バットを折りながらも見事センター前に運び二者が生還。結局これが決勝点となり、慶大が5―3で勝利を収めた。まさに、主将自身そしてチーム全体の、『勝利』に対する強い気持ちが全面に表れた瞬間であった。
▼第二戦
東大0―1慶大